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2014年1月~12月

 

2014年12月の備忘録

2014年12月31日

 

12月29日の会話

(社員)おつかれでした~
(私) おつかれでした~
(社員)来年もよろしくお願いいたします。
(私) 来年もよろしくお願いします。
(社員)やっと今年も終わったなぁ。
(私) やぁ、最後ですね~。
(社員)そう言いながら、31日まで来てるんじゃ(笑)
(私) いやぁ、それはないでしょ~(笑)(笑)(笑)

 3日前の自分を助走付きで殴ってやりたい。
 どの口が言ったかっ!
 この口です。

 

 毎月、ろくに書き込まない奴だな、と思われても仕方がない頻度でしか更新しないにも関わらず、よりによって、大晦日の日に書き込んでおります。

 日々の業務の中で、何も無い訳では無いのですが、二言目には”いそがしい”と書き込むことになりそうなので、躊躇われてしまいます。
 ただ、忙しいとは言っても、生産活動に直結したことばかりではなく、手続きや事務処理なども、特に年末は多くなってしまいます。
 我社は決して多くのスタッフが居るわけではないので、自分以外の誰かにお願いするばかりにもいきません。

 そこで、来年は可能な限り負荷を減らすことを考えてみようと思います。
効率を上げると言いますか、習慣的にアナログ的な手法で頼っていたものを、出来るだけ省力化および短縮化してみようと思います。
 実は12月に事務所のスタッフが若干名増えたことにもよるのですが、社外の方々の協力も仰ぐことが出来そうです。
 更に、今までのシステムに沿って実施するだけでなく、システムそのものを一部変更・改良しようと考えています。
 劇的且つ一気に変えてしまうのは、負担も大きいですし、スムーズな移行も出来ない可能性があるので、少なくとも数か月かけて行おうと思います。
 とりあえずは、今自分が実施している業務内容を、他スタッフにも分散・平行して実施できるようにすることからでしょうか。

 

 現在のようなシステムで、会社を運営し、日々の業務をこなしてきて数十年が経過しますが、会社を取り巻く環境の変化もあり、ずっと同じでいいということはないと思っています。
 事務的な部分だけでなく、製造現場しかり、営業活動しかり、その時最大限の効果・結果を出すことを念頭に置いて、日々スタッフ全員が頑張っています。
 ただ、一旦立ち止まり、現在の手法が最適であると思い込んでいないか、足元を確かめる瞬間と言いますか、確認作業が必要なのではと思うことがあります。
 乱暴な言い方をすると、今まで苦労していたものを、楽して出来るようになれば、それにこしたことはありません。
 おそらく、楽になったからと言って、退社時間が早くなるわけでも、利益が顕著に大きくなることもないと思います。
 ですが、今まで出来なかったことが出来るようになる可能性があるだけでも、有意義だと考えています。
 来年、何らかの形でご報告出来ればと思いつつ、今年最後の更新とさせて頂きます。

 

 そう言えば、個人的なことを言わせて頂ければ、今年でついに厄年を乗り切ることとなりました。
 厄年を迎えるにあたって、厄除けにお参りに行かねばと、某所へ伺ったのが走馬灯のように思い出されます。
 厄除けの御祈祷をして頂くために、名前を呼ばれ、狭いお堂の中に20人位の人が集められるんです。
 受付で見た数組の家族の方々の中に、厄年の方から道を譲るんじゃないかと思うような、ちょっとお怖い外見の方が居られましてね。
 ああ、家族の方の付き添いなんだな、と勝手に思い込んでお堂に入ったら。
 私の両サイドを、その方々ご本人に固められたときには思い知らされましたね。厄年の凄さ。
 やはり何事も勝手な思い込みや推測など当てにせず、予測出来うる事態に備えておかねば、と思った次第です。
 そんな開幕を切った厄年も、なんとか乗り越え、新年を迎えたいと思います。

 

 

 我が社は来年1月5日より稼働いたします。

 来年も、様々なことがあるかとは思いますが、今からあれこれ考えても仕方ありませんので、我社は我社なりに真面目に着実に、日々の業務を完遂していくことに全力を挙げていこうと思います。
 皆様にとっても、我社にとっても、来年が実りある輝かしい年となりますように。
 良い年をお迎えください。

 

辻  鉄也

 

2014年11月の備忘録

2014年11月26日

 

 年末に向けて、非常に忙しい反面、皆様にご覧いただけるようなネタもなく、更新しないまま11月も終わりに近づいてまいりまして、”なにしとんねんワレ、生きとんのか?”と、生存確認のご連絡頂きましたので、久しぶりに更新させて頂いている次第です。

 何かと、もがき苦しみながらも、本日も当社は平常運転中です。

 これから12月にもなれば、年末の慌ただしさが怒涛のように押し寄せてきますので、今から覚悟しておかねば。

 

 

辻  鉄也

 

2014年9月の備忘録

2014年9月11日

 

 天気が良ければ熱中症と闘い、雨が降ればゲリラ豪雨に恐怖しつつ8月が過ぎ、9月に入ってケムシと戦っています。毎年性懲りもなく忽然と現れます。まったく。


 9月~10月は観光シーズンに突入する期間でもありますので、京都や奈良などの観光地では、多くの観光者で賑わうことだろうと思います。これらの観光地で働いていらっしゃる方は、これからが稼ぎ時とばかりに気合いを入れておられることだと思いますが、私どものような製造業は、決算時期や連休前後には多少ドタバタとはしますが、これ以外に、年間通じて時期的な繁忙期って、どんなタイミングであるんでしょうか。


 8月中にも、度々工作機械または工具関連のメーカーの営業担当者様に来て頂き、意見交換をさせて頂きました。
 どうも最近の傾向としましては、自動車・船舶などの輸送機器関連、特に航空機関連の製造メーカー様は、非常に好調だと複数の方からお伺いしました。


 当社は、今のところ航空機に関わる機械部品の製造に携わったことはないのですが、現在保有している工作機械の性能・仕様上から、なにかしら出来ないものかと思案しています。


 幸いなことに、前月までに実施した実験的な試みは、全て一定の成功を収めることができましたので、これらの内容に関して、当社設備を利用した技術およびその結果について、把握することが出来ました。


 現在のところ、ほぼ全ての受注品が短納期での対応を迫られる中で、未経験の機械加工分野を開拓していくのは、かなり負担が大きいものではあると思いますが、情報を収集し、可能性が広がれば、挑戦してみたいとは思っています。

 

辻  鉄也

 

2014年8月の備忘録

2014年8月15日

 

 お盆の時期を迎え、出勤時に往来する車の少なさを実感するようになりました。

 そんな時期にも、元気に我社は働いております。

 お墓参りには行きたいと思っていますが、さてどうなりますか。

 7月からの試験的な試みは、いくつか成果となって現れつつあります。

 いくつかの改善点はあるものの、概ね道筋はつき、実践投入にもGOサインが出そうです。

 殆どの仕事内容が、実績の無い物であったにも関わらず、いい結果が出せたのは、幸いだったと思います。

 また複数の案件が、同時進行的に実施されていたため、少々不安もありましたが、何とか現在も順調に進行中です。

 当社をご利用頂くお客様からの要望も、納期短縮・品質の維持と同時に、未経験なアイテムにおける迅速な対応を、求められることが益々多くなり、図面や加工指示書を頂く度に、複数人集まって、互いに首を捻りながら喧々諤々加工方案について相談する機会も時間も多くなってきました。

 技術力とそれを活用した柔軟な対応力が、お客様から試されている時期ではないかと、個人的には感じています。

ここで一つ一つ確実かつ慎重に対応させて頂き、お客様にお応えすると同時に、当社の技術力向上に役立てたいと思います。

 

 

辻  鉄也

 

2014年7月の備忘録

2014年7月30日

 

 

 7月も後半になると、夏本番らしい暑い日が続くようになりましたが、当社でも社員全員の体調、特に熱中症対策には気を付けています。

 そんなこんなで、とうとう7月も最終日をむかえ、1ヶ月に1回位しか書き込まないんじゃ、あまり注力してないんだな。とか思われたくないから、最終日にとりあえず書き込んでおこうかな、とかいう邪な気持ちで書き込んでいる訳では決してありませんので、ご理解下さい。

 7月から、いろいろと試験的に実施してきたことは、とりあえず今のところは順調にいっています。

 いくつか気になっていた事も、思っていたよりもスムーズに解決することができました。

 正直、予想していなかった問題などもあり、課題も出てきましたが、大きな障害となるほどのものではないので、このまま経験値を積み重ねていく段階かな?と考えています。

 以前からあったお客様からのご要望にも、平行して段階的に取り組んでいる最中ですが、解決に向けて取り組んでいく度に、新たな課題や問題が出て、また解決へ・・・と、この繰り返しでバタバタしながら1ヶ月が過ぎてしまいました。

 社内的にも、製造工場内のみならず、事務方の総務・経理面でも、徐々にではありますが、課題に取り組んでいっていますので、今年の7月は当社にとって、業務内容的に多方面で改善に向けて、実験的な試みを開始した月となりました。

 来月以降も引き続き継続し、少しづつではありますが、結果を出したいものです。

 

 

 

辻  鉄也

 

2014年7月1日

 

 7月になってしまいました。

 書き込む度に、時間がたつのは早いなぁと思ってしまいます。

 当社内では、工場・事務所双方ともに、新たな試みを実施することになっています。

 早くから計画していたことですが、目に見える形と成果となって現れるかどうか。

 他にも、引き続いて段階的に実施するものもありますが、まずは目先の成果を期待したいと思います。

 楽しみと期待半分、不安半分といったところです。

 

 

辻  鉄也

 

2014年6月の備忘録

2014年6月13日

 

 技術の進歩は恐ろしいものですね。
 CAD/CAMを購入した際、10万ちょっとのノートPCを購入したのですが、処理能力の速さが想像以上なんです。
HP製のZ800よりも15~6%程計算が早いんです。
 

 なんというコストパフォーマンス。
 あとは耐久性が心配ですが、それでも10万ちょっとでこの性能であれば、1年もってくれれば、元をとったような気がするのは私だけでしょうか。
 時間があまりなかったので、初めてプライベートブランドというのでしょうか、購入したのですが、決して侮れない性能です。
 PCの開発競争は、開発スピードの速さとその性能において、トップクラスの厳しさであるとは思うのですが、ここまで性能が良くなると、買い替えのタイミングが分からなくなるのも無理はないなぁと思います。
 

 金属加工の業界において、現在注目を集め、開発競争が激化しているといえば、3Dプリンターでしょうか。
 私自身、それほど詳しくはありませんが、耳に入ってくる話はどれも、革新的なものばかりで、”将来のものづくりが劇的に変わる”といった言葉と内容に、興味もありますが、恐怖も感じます。
 数時間先、明日、あるいは数日後といった納期や進捗を追いかけ、見続けている間に、ふと視線を上げて数年後の先を見ようとすると、情けないことに自分の能力の無さから、全く見通せないのですが、ひょっとすると自分には全く理解できない状況が待ち構えているのではないか、といった漠然とした不安を感じます。
 悲壮感たっぷりに悲観的になる気はないのですが、楽観視するつもりもありません。
 

 こんな時には、”不安で難しい仕事も、楽しくやろう。他者が出来るということは、出来る方法があるのだから、出来ないかもと不安になる必要はない。”と過去に言って頂いた言葉が救いです。

 

 

辻  鉄也

 

2014年6月8日

 

 ここ数か月、更新作業をしていなかったにもかかわらず、当ホームページにアクセス頂きました件数が、昨年末から殆ど変っていない現状に、驚きと嬉しさと安堵の気持ちで一杯です。誠にありがとうございます。この場をお借りしまして、お礼申し上げます。


 期末を迎え、慌ただしくなったここ数日、新たに購入したソフトウエアがあります。C&G SYSTEMS様のCAM-TOOL<PARTS>です。


 元々、C&G SYSTEMS様のCAM-TOOLは、3次元モデルを作成・編集する為にモデラーを購入していたのですが、より実践的にパス作成・出力を可能とし、現場の特にNC横中ぐり盤への活用を想定して、今回は部品加工向けに特化したモジュールのパッケージである<PARTS>を導入しました。
 以前、あるお取引先の担当者様より、3次元CAD-CAMの設備増強と人材の強化・増員のお話を聞き、今後本格的に3次元モデルのデータでのやり取りをする機会が増える可能性が高いということと、2次元の平面図では視覚的に理解しづらい形状個所の、加工内容の確認が容易になり、誤認識を防止する効果が期待できるうえに、複雑なツールパスの作成が容易になることから、当社も段階を踏まえて3次元CAD-CAMの導入・活用をしていこうと考えました。
 元々CAD導入時に、CAMの機能についても様々なメーカー様からお話をお伺いしたのですが、各ソフトウエア毎にどういった点が他のソフトウエアより優位なのか不得手なのか、なかなか把握出来なかったのですが、昔私が操作した経験があったC&G SYSTEMS様に相談し、モデラーの購入に踏み切った経緯がありましたので、今回もお世話になりました。
 

 導入したばかりですので、いろいろと試行錯誤を繰り返して、何が出来て何が出来ないのか見極めるところまで行くには、まだ時間がかかりそうです。

 

 

辻  鉄也

 

2014年5月の備忘録

2014年5月28日

気が付けばもう5月も終わり・・・・
 

 と書き出せば、さぞかし忙しかったんだろうという同情を誘えるのではないかと思ったら大間違いだ、とお叱りを受けること間違いないと思いながら久しぶりにホームページを更新しています。一番最近の書き込みに”あけましておめでとうございます”の文字があるのは、さすがにどうかと反省しております。
 

 年始早々、納期対応や工作機械の修理などに追われ続けておりましたが、気が付けばもう3月という頃、ホームページを更新しようとすると、どうにも上手くいきません。
 Windowsやアプリケーションのバージョンを更新したりしたことも影響したのか、ホームページを更新するアプリケーションが上手く動作してくれないという予想外のトラブルに、”ああ、日頃の行いのせいだな。”と納得できてしまった自分が情けなかったのですが、すぐさま立ち直り、メーカーのサポート担当の女性の方と、あれやこれやと色々やった結果、まったく問題は解消しませんでした。
 

 とりあえず、文字入力はできますので、テキスト部分のみ更新して、撮り溜めた写真はなんとか問題を解決してから別の機会に掲載させて頂こうと思います。
 

 まずは簡単に報告を。
 

 昨年後半より顕著になってきておりましたが、年明け早々、相変わらず工程の進捗管理と納期対応に追われました。
短納期化と納期前倒し依頼や特急品への対応によって、忙しいという感覚よりも、慌ただしいといった感覚に近い毎日です。
 お客様方に、お話をお伺いしますと、納期短縮と価格の下落は続いており、高付加価値製品の生産・製造または高効率化のために、材質・形状・精度・工具など、未経験な部分にも切り込んで行く必要があるのでは、とのご意見を頂くことが多く、同時に期待のお言葉を頂ける場合もあり、大変勇気づけられる何よりもありがたいご支援と感じております。
 

 

 3月に入りますと、工作機械の修理も一段落し、落ち着きを取り戻しました。
 今年も梅の木に実がつき、6月に無事に収穫できることを期待し、クレーンの修理・点検を計画・手配し、検査の実施予定を立てたり、新しい工具の選定や実験をしたり、工場内に巣を作ろうとした鳩を追い掛け回し、運転免許の更新に行ったらやり方も場所も変わっていて、約30分間だだっ広い部屋でたった1人安全についての講習を受けたり、汎用加工機で利用していたスケールが故障し、別メーカーのものに交換しようとして見積金額に愕然としたりしました。
 ただ、5月頃には若干ではありますが、ここ数年お話が無かった品物のお見積りの依頼を頂いたりする機会が増えてきたように感じます。あまり詳しいお話はお伺い出来ませんでしたが、中国や韓国といった海外に一旦出て行ってしまった品物が、最近になって日本国内へ回帰してきている傾向があるそうです。
 この傾向に比例するかのように、工作機械メーカーの営業担当の方々がお越しなられる頻度が高くなったように思います。特に驚いたのは、当社とお取引のないメーカー様の営業担当者の方々が、複数来られたことでしょうか。特に数名のお会いした記憶の無い方々がいきなり来られた時には驚いてしまいました。当社としましては、昨年同様今年も工作機械を新規導入出来れば良かったのですが、今後の見通しが不透明でしたので、今季の導入決定は見送りました。
 

 このような動向から、いよいよ6月を迎えようとしています。
 当社にとっては新たな期の始まりです。
 来期中に実施したい様々な計画がありますが、一つ一つ着実に実施し、製造技術面のみならず、生産管理や営業・人事・経理面に至るまで、現在より改良・改善していくつもりです。しがない中小企業の我社ですから、公に自慢できる程、革新的な内容ではありませんが、絶えず小さな問題点から潰していくつもりです。

 

 

辻  鉄也

 

2014年1月の備忘録

2014年1月4日

 明けましておめでとうございます。

 本年も、どうぞよろしくお願い致します。

 

辻  鉄也